余分な皮脂を落として必要な皮脂は残す洗顔法

MENU

余分な皮脂・必要な皮脂って?

大人ニキビの洗顔では、「余分な皮脂を落として、必要な皮脂は残すことが大切」といわれます。

 

でも、それって、どうやればいいの?
必要な皮脂量ってどれくらい?

 

ここでは、そんな疑問にお答えします。

 

肌表面には2種類の油分があって、それぞれの特性がわかれば、難しいことではありません。余分な皮脂を落として、必要な皮脂は残す洗顔法も、洗顔料選びを間違わなければ、だれにだって簡単にできます。

 

洗顔料選びのポイントをご紹介する前に、まず、洗顔のし過ぎは、皮脂を過剰に分泌させ、かえってニキビのできやすい肌にしてしまうということを知っておいてください。

洗顔のし過ぎは、かえって皮脂を分泌させる

洗顔のし過ぎで肌が乾燥すると、皮脂を分泌させやすくなります。これは、肌のバリア機能と関係があります。

 

肌のバリア機能というのは、外部からの刺激をブロックするとともに、肌内部の潤いを保つ働きのこと。このバリア機能を担うのが角層と皮脂膜です。角層は、皮膚の一番外側の層。その表面を皮脂膜が覆っています。皮脂膜は、水分と油分(皮脂など)が混ざって形成されます。

 

過度の洗顔によって皮脂膜が除去されると、肌は皮脂膜を修復しようと、皮脂(油分)を分泌するのです。

 

皮脂膜を構成する油分には2種類ある

実は、皮脂膜を構成する油分(脂質)には2種類あります。

 

1つは、皮脂腺から分泌される皮脂です。「皮脂腺由来の脂質」と呼ばれます。

 

もう1つは、セラミドなど細胞間脂質です。細胞間脂質は、角層の角質細胞の隙間を埋めている油分です。「角層由来の脂質」と呼ばれます。

 

皮脂腺由来の脂質=皮脂

毛穴と皮脂腺

皮脂腺は毛穴につながっています。皮脂は皮脂腺から毛穴に分泌され、毛穴から皮膚表面に排出されます。

 

そのため肌が乾燥して角層が硬くなり、毛穴が詰まると、皮脂は毛穴の中に溜まります。それがニキビの原因となります。

 

ですから、ニキビケアには、肌に潤いを与えて角層を柔らかくして毛穴の詰まりを解消し、洗顔で皮脂をしっかりと取り除くことが大切なのです。

 

皮脂は、洗顔によって除去されても、比較的短時間で再び分泌されます。皮脂の分泌量が増える10代の思春期から20代ころに、洗顔してもすぐに顔が脂っぽくなるのは、このためです。

 

角層由来の脂質=セラミド

細胞間脂質

問題は、「角層由来の脂質=セラミド」です。セラミドなど細胞間脂質は、角質細胞の隙間を埋め、肌の潤いを保つうえで欠かせないものです。

 

洗顔のし過ぎは、皮脂だけでなく、このセラミド(細胞間脂質)まで減少させてしまいます。

 

しかも、セラミドは、いったん減ると回復するのに時間がかかります。そのため皮膚は、セラミドの代わりに、皮脂を過剰に分泌させてしまうのです。

 

セラミドまで除去しない洗顔が大切

肌表面の2つの油分の特性についてまとめると…

皮脂 除去されても比較的短時間で再分泌される。毛穴に溜まってニキビの原因になる。
セラミド いったん減少すると回復するのに時間がかかる。

 

このため、洗顔のし過ぎで、皮脂だけでなくセラミドまで減少してしまうと、皮脂の過剰分泌を招き、かえってニキビができやすい肌になるのです。

 

なので、ニキビケアでの洗顔では、セラミドは残し、皮脂を取り除くことが大切です。皮膚の油分を全てきれいさっぱり取ってしまわないように、ほどほどの洗顔を心がければよいのです。

 

洗顔料選びのポイント

  1. 洗浄力の強すぎる洗顔料は、セラミドまで除去してしまうので、避けた方がよいでしょう。
  2. 皮脂汚れだけをしっかりと吸着して除去してくれる優れモノもあります。

 

おすすめは、「ラ・ミューテ」「ビーグレン」です。どちらも大人ニキビケアで、人気の化粧品です。

 

それぞれ洗顔料・化粧水・美容液のセットがあります。セットで使うと効果的だし、コスト面でもお得です。

 

余分な皮脂を落として必要な皮脂は残す洗顔法関連ページ

大人ニキビの正しい洗顔の方法
大人ニキビのケアで最も多いのが洗顔方法の間違い。洗顔で皮脂を落とし過ぎるのは逆効果です。
大人ニキビケアは保湿が大切
大人ニキビのケアには保湿が大切です。大人ニキビケアのためのスキンケア化粧品の選び方・使い方をご紹介します。