肌トラブル 原因

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健康な肌とバリア機能の低下した肌の違い

肌トラブルを引き起こす原因は、皮膚の最も外側の角層(角質層)の乱れによる皮膚のバリア機能の低下です。健康な肌とバリア機能の低下した肌の違いを見てみましょう。

健康な肌

健康な肌

健康な肌は、皮脂膜が皮膚を覆って保護し、角質細胞がきちんと並び、その間をセラミドなどの細胞間脂質がびっしりと埋めるラメラ構造になっています。

 

そのため、水分が肌内部を潤し、外部刺激や有害物質も入り込めません。

 

バリア機能の低下した肌

バリア機能の低下した肌

バリア機能が低下した肌は、角質細胞が整然と並んでなくてバラバラで隙間だらけ。表面の角質細胞はめくれています。細胞間脂質も減少しています。

 

そのため、角層の隙間から水分が逃げ、外部刺激や有害物質が侵入しやすくなっています。

皮膚のバリア機能を低下させる原因

皮膚のバリア機能を低下させる主な要因をあげておきましょう。

 

過度のクレンジングや洗顔

クレンジングや洗顔のしすぎは、皮脂膜を奪うとともに、角層を傷つけてしまいます。

 

紫外線

紫外線の浴び過ぎは、シミの原因となることはもちろん、活性酸素によって肌を傷つけてしまいます。

 

温度・湿度

皮膚にとって乾燥は大敵。肌の水分を失い角層が乱れやすくなります。

 

石鹸や洗剤の刺激

刺激の強い石鹸や洗濯時のすすぎ不足で衣類に残った洗剤が肌を刺激します。

 

細胞間脂質(セラミド)の減少

加齢などによって細胞間脂質が減少すると、水分保持が不十分に。お風呂の入りすぎや洗いすぎもよくありません。

 

ストレスや生活リズムの乱れ

ストレスや過労、睡眠不足など内的な要因が新陳代謝やホルモンのバランスを崩し、お肌の状態にも影響を与えます。

いったんバリア機能が低下すると敏感肌の悪循環に

敏感肌の負のスパイラル

肌のバリア機能が低下すると、外部刺激に過敏になります。これが敏感肌です。

 

いったん敏感肌になってしまうと、ターンオーバーが乱れ、いっそうバリア機能が低下し、肌はダメージを受けやすくなり、ますます敏感な状態になります。

 

こうして「敏感肌の負のスパイラル」に陥ってしまうのです。

 

ですから、敏感肌は、通常の保湿だけでは治すことはできません。大切なのは、保湿に加えて肌のバリア機能を高めることなのです。

肌トラブルの原因は皮膚(角層)のバリア機能の低下関連ページ

肌の仕組み
皮膚は、外側から表皮、真皮、皮下組織と3層で構成されています。
肌のバリア機能
皮膚は外部の刺激から体を守るとともに、肌内部を保護するバリアの役割を果たしています。
真皮の構造
真皮は肌にハリ・弾力を与え、若々しさを保つ働きがあります。
表皮の構造
表皮は角質層(角層)、顆粒層、有棘層、基底層の4層構造で、外部からの刺激をブロックし、肌内部を保護する働きがあります。
角層の構造
皮膚の一番外側にある角層には、外部刺激をブロックし皮膚と体を守るとともに、肌内部の潤いを逃がさない大切な役割があります。角層の構造・細胞間脂質のラメラ構造についての説明です。
線維芽細胞
線維芽細胞は、真皮層の中でコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す細胞で、お肌のハリ・弾力を生みだすうえで重要な役割を果たします。
ターンオーバーとは
表皮ではたえず新しい細胞が作り出され、肌は生まれ変わっています。ターンオーバーが遅くなっても早くなっても肌トラブルの原因となります。
ターンオーバーが乱れると肌のバリア機能が低下する
正常なターンオーバーは、肌のバリア機能にとっても美肌づくりにとっても大切です。